ステップ検査装置のQ&A

Q. ステップ検査装置は、ケーブル検査装置ですか?
そうともいえます。基本的には、配線検査装置です。しかし、単純な配線検査と異なる点は、検査手順をプログラミングしエミュレーションが可能な点です。
Q. エミュレーションとはどういう場合に必要なのですか?
 一般的な配線検査装置は、各端子に通電し、正しい端子と短絡しているかをチェックするだけです。ケーブルのような単純な配線の場合もれで十分ですが、制御盤や操作盤のような複雑なものでは、一部しかテストできません。
 たとえば、スイッチのように人が操作することによって、配線が変わるような場合は、ONの状態で検査し、OFFの状態に変えて、再度検査をするような検査手順のプログラムが必要です。
 また、リレーが動作することにより、配線が変わるような場合、実際の動作のようにエミュレーション(擬似操作)ができないと、完全なテストはできません。 
Q. 「1ポートごとに入出力がソフトで切り替えられる」とありますが、どうしてこのような機能が必要なのでしょうか?
 一般的な、検査装置では、入力端子群と出力端子群がはじめから分かれており固定的です。しかし、被検査装置は、1つのケーブルは、入力と出力が混在しています。そのため、検査装置と被検査装置を接続するためには、入力と出力を分離しする、専用の接続ケーブルを作成しなければなりません。もし、ケーブルに問題があった場合、正しい検査ができないばかりでなく、機器を破損する可能性もあります。
 当機では、このわずらわしい作業を、データ作成時に設定し、ケーブル作成に神経を使わなくても、画面上の確認だけですみます。また、ミスがあった場合でも、ケーブルの手直しをすることなく、データ修正だけですみます。また、わずかな入出力の違いで、複数のケーブルを作成するケースが減り、ケーブルの流用も可能となりました。
 その他、効率よく検査ポートを使えます。 
Q. 「効率よく全ポートを使える」とはどういうことですか?
入力端子群と出力端子群がはじめから分かれていて固定的だと、入力があまっているのに、出力が足らないという場合がでてきます。当機では、どちらにも設定できるので効率が良く、余分な増設モジュールを購入しなくてもすみます
Q ステップ検査装置は、制御盤専用ですか?
いいえ違います。プリント基板検査にも利用されています。プリント基板検査の場合、パターン検査は多く行われていますが、実装された後の検査は、あまり行われません。当機なら実装後の検査が可能で、電子部品の不良発見にも効果を上げています。