からくり人形←広報←Top

からくり人形は、日本の誇る伝統的なロボット技術です。現代でいうロボットは単なる動く機構を内臓した機械にすぎません。それに対し、からくり人形は美術工芸品としての価値をもち、美術・音楽・メカトロニクスの集大成です。
 お茶くみ人形のように、自立型の人形では、「くじらの髭」で作ったバネを動力とします。「くじらの髭」は弾力性にすぐれ、金属バネと異なり柔らかい動きが可能です。また長期間使われて弾性が弱まっても、熱を加えることにより再び弾性を取り戻すことができます。しかし、捕鯨が禁止された今、素材の入手が困難になってきています。
 山車からくりでは、山車の中に複数の操作する人を乗せ紐で動かします。山車からくりの場合は単に人形が動くだけでなく、複数の人形により、ひとつのストーリーにならなければなりません。このため操作するには、熟練した操り手が複数、呼吸を合わせて操作とする必要があります。現在では、後継者不足により、熟練した操り手が減少しており、操作の伝承が難しくなりつつあります。このため、操り手の代わりに現代のメカトロニクス技術による新しい継承が行われています。

日本経済新聞の掲載記事 2003年11月20日

萬屋仁兵衛工房、萬屋文蔵氏へのインタピュー 金太郎とくま(1998年)
からくり人形の事がいろいろわかりるVTRです
(1997年5月13日、NHK放映、56Kb-RealVideo形式、約20分)
飛騨高山のアミューズメント施設まつりの森に展示される山車に乗せられる人形です。(詳細)
エントユーザーと立ち会いの様子(56Kb-RealVideo形式、約4分)
口上人形(1997年) 「甘酒屋」からくり人形−大須の万松寺(2003年)
名古屋、地下鉄、伏見に設置されている、口上人形の調整風景+寄贈式の様子
(56Kb-RealVideo形式、約2分)
名古屋・大須の万松寺の「白雪稲荷の物語」からくり人形
(WMV形式/約6分)
面かぶり人形(2011年)  
高山、祭りの森に設置されている、面かぶり人形